これは昔、とある所の物語 ある街に 若き青年がおりました その若き者 森へ薪を取りに行くと 天使のような声で歌い 小鳥達と戯れる 少女を見つけたのでした 思わず声をかけると 少女はこちらを振り向きました その姿はまさに天使 青年が「誰だ」と問うと 少女はこう言ったのです 「森を抜けた所にある城の 王の娘でございます。 幾度か森で会ううちに やがて2人は恋に落ちた 身分違いの叶わぬ恋 誰にも秘密で会い続ける しかしある日 2人で居る所 王に見られたのでした 王は怒り 青年の街に火をつけました 火は燃え広がり、街は全て焼き尽くされ その灰の中 青年の姿あり もう動く事の無い ただの塊にすぎぬ姿 少女は嘆き叫び続けた 滅びた街 亡骸をいだき嘆く少女 これは昔、哀しき恋の物語 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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