僕らは双子。 生まれた時から僕らはずっと一緒。 この体が朽ち果てる時も ずっと、 …ずっと一緒。 「兄さんは嘘を吐くよ」 『弟は真実の番人…』 「現の幻想は兄さんと僕を繋ぎとめる」 『…僕は君とは違う』 「君は僕だよ」 兄さんは僕の失った右目を持っている。 兄さんは僕の持っている左目を失った。 僕らは対の存在。 『ねぇ、どうして兄さんは嘘を吐くの…?』 「僕は嘘の番人だから」 『嘘で固められた世界は僕らを繋ぎとめる』 兄さんはずっと僕の傍にいてくれる。 とても近くにいて、 なのに降れる事は許されない。 だって兄さんは嘘吐きだから。 兄さん… そこで待っていて。 すぐに行くから。 fin ■□■□■□■□ あとがき… 今回のテーマは「混乱」 さて、どっちが兄さんでどっちが弟かわかったかな?(ぁ 最終的にこの子、兄さんなんて居ないんですよね えっとー設定的にこの子が右目を失った理由が 親からの虐待。 鏡に映った自分は自分の無いものを生み出す。 ほら、鏡は真実の自分を映し出す、って言い伝えをよく聞くでしょう? 嘘と真実を行ったり来たり ぐるぐると混乱の渦に皆が巻き込まれます様に… と、相変わらずあとがきを 読まないと伝わらないテキストww 2009.3.30 るな [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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